考える力】を高めるための古武術を応用したボディワークvol.2

この記事は3分で読めます

2018年10月7日のリアル臨床にて発表をさせてもらえる事になりました。

リアル臨床2018 URL:http://real-rinsyou.jimdo.com/

 

テーマは
【考える力】を高めるための古武術を応用したボディワークです。
考える力の前提となるものをボディワークを通して磨いてみませんか?という提案になります。

今回はvol.2です。

vol.1はこちら

vol.3はこちら

 

スライド05.jpg

【考える力】への絶望ということで、
【考える力】は素晴らしいものであると同時にvol1でのべたように限界があります。

vol.1はこちら

 

まず1つ目の
「無知の知」についてです。

綿あめを想像してもらえるとわかりやすいです。
Pasted Graphic.tiff

綿あめを知識・技術だと思って下さい。
新人の頃は知識・技術は当然あまり多くはありません。
なので綿あめの表面積は小さいものです。

経験年数が増えると、
知識・技術は増えていきます。
すると、当然綿あめの表面積は増えていきますよね。

 

綿あめの表面積が小さい時は、周囲に触れる面積も小さい為、
見える世界も狭いものです。
物(ケガレ)をしらない子供の頃は
不可能なんてなくなんでもできると感じているようなモノですね。

 

面積が大きくなると、より周囲が見える量も増えるようになってくるため、
知識・技術がついてもついても逆に分からない事が見えてきます。
ただ、知識・技術を増やす努力は重ねても重ねてもキリがありません。

「実るほど頭を垂れる稲穂かな」のように謙虚であれという意味とも近いですね。

 

2つ目は
「具体は常に矛盾する」という言葉です。

これはまぁそのままの意味なんですが(笑)

具体的な内容であればあるほど例外が出やすくなるという意味です。
ルールが厳密であればあるほど、動きづらくなることありますよね。
逆にある程度緩いルールであれば、円満に物事が進むことは体験したことありませんか?
管理職をやっている人にはよく分かることだと思います(苦笑)

 

臨床でも、
膝の痛みに対しては、
「大腿四頭筋のセッティングだ!」というアプローチで、
痛みが治まる人もいれば治らない人もいますよね?

 

具体的・局所的すぎるアプローチでは対応できる範囲は少なくなってしまいます。
学問は物事を分解し、具体的なものを追求する方向に行きガチです。(少なくとも学校教育では)

考える力の働かせ方が
具体的なもの具体的なものへと進んでしまうと残念な結果につながってしまう恐れがあります。

 

 

3つ目は、
「人間の判断・行動の99%は習慣である」です。

「人間は習慣の総体」であるとアリストテレスも言っています。
大量の都合のいい労働力を作るためにデザインされた学校教育ですっかり洗脳済みの僕らは、
視野が狭くなりやすいため、
新しいものにチャレンジすることが少なくなりガチです。

 

昨日の1日を思い出してもらって、
そのうちの1%でも「初体験をしたぜ!」
という人は少ないのではないでしょうか?
これまでに触れて慣れた狭い世界で物事を判断・行動してしまう傾向にあるんですね。

 

4つ目は、
「ハンマーを持つ人には全てが釘に見える」です。

これは自分の持った武器・道具で全てが解決できるような錯覚を起こすというような意味ですね。
釘にはハンマーでOKですが、
ネジに必要なのはハンマーではなくドライバーです。

とある手技を学び、
「スゲー方法を知ってるからガンも治せるぜ」
などと勘違いしてしまう人もいるようです。

物事を冷静に客観的に判断するということはとても難しいことなのです。

 

スライド06.jpg

前のスライドをもう少し具体的なセラピストあるあるにしてみると、

 

・自分の中にある知識・技術に相手をあてはめてしまう
・なんとなくのイメージで相手を捉えてしまう。

「このテクニック(や姿勢・動作指導など)をすると、こうなるはずだよな〜。」
などと決めつけてしまうことありませんか?

人間は全く同じ人は二人といません。
同じ膝痛に悩む人でも、その原因となっているものは全然違います。
一人一人どんな原因を持っているかをみる必要がありますが、
自分の頭の中にある知識・技術のことばかり考えてしまい、
仮説と現実とのズレを正しくみれなくなり、
ズルズルと同じことをし続けるなんてことが
昔の僕はよくありました・・・(´・ω・`)

 

・細かい事象に囚われ、
相手が困っている・抱えている本当の問題が見えなくなる

「ここの股関節のこの動きが~」
などとても細かい動作の問題点を患者さんに得意になって説明していた時期もありました。
確かに大切なことでもあるのですが、
それ以上に患者さんはどうしたいのか?何に困っているのか?を見失っていたように思います。
トレンデレンブルグが出現する歩容でいると一生不幸なんでしょうか?

脊損になっても、1億円以上稼ぎ活躍している人もいます。
相手が人生を楽しく生きて行くために必要なのはなんなのか?
今一度考える必要がありますよね。

 

スライド07.jpg

これまで暗い話をしてきましたが、
このような状態にならないようにするために必要なのは、
知識・技術ではなく感性だと考えています。

 

諸説あると思いますが、
僕の感性の定義は
「5感を通じて、
自分や相手の身体・動作・精神にある違和感を汲み取る力」

のことを意味しています。

症状を抱えている人は身体・動作・精神面において、
様々な形で違和感を表現しています。

この違和感をまず感じることがなによりも大切で、
その後に知識・技術が活きてきます。

次回はもう少し具体的に違和感というものを
どのような形で捉えることができるのかをお伝えしたいと思います。

  • 2018 09.28
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