マッサージ、ROM訓練の時に・・・

この記事は2分で読めます

固くなった(可動域が落ちた)部分を改善するために行うのが、

関節可動域(ROM)訓練です。

徒手で介入したり、道具を使ったりと様々な方法があるんですが、

これらはあくまで手段です。

 

主な目的は抽象度を高めて言うと、

「重心移動のコントロールを身につけてもらうこと」

だと思います。

そのためには、マッサージの方法論よりも大切なものがあります。

 

それは相手に

臨場感をもって自身の身体を感じてもらうような

関わりができているか?です

 

解剖学的な要素個々で見たら、

関節包が癒着しているとか、

筋膜の制限があるとか等など

色々な物理的要因を解決するためにセラピストは

障害のある部位に働きかけます。

でもそれだけでは不十分です。

 

患者さんはどう感じ、どう思っているんでしょう?

・先生に任せていればいいや。治してくれるだろー。

・患者さんが天井をボーッと見上げた状態で、

先生がなんか一生懸命揉んでくれてるなぁ・・・。

・なんか小難しいこと言われてるな。

よくわからんけど、とりあえず言われた通りやっておくか・・・。

・一生懸命やってくれてるから、

終わったあと毎回痛くなるけど、そんなことはとても言えないな・・・。

・やってもらうと楽になるけど、また元に戻るからなぁ〜。

 

僕は過去間違いなくこういう思いを患者さんにさせてしまっていました。

今でも気遣いが足りなかったと反省することばかりです。

 

患者さんの悪いところに介入するのは当然ですが、

患者さん自身を置いてきぼりにしていませんか?

患者さんとセラピストが別々の世界にいる状態では効果の出方が

全く違ってきます。

 

大変優れた徒手療法を行えば改善はしますが、

そんなレベルのセラピストは僕の知る限り極々僅かです。

 

以前「手と足のつながりの動画解説」で述べたように、

障害が起きると、身体を点で支えるようになってしまいます。

 

その状態では物理的な問題が多少軽減しても、

それ以外の問題は未解決なままなんです。

 

 

結局は硬いところを柔らかくするのは手段であって、目的ではありません。

目的は

「重心移動のコントロールを身につけてもらうこと」

であれば、

自分の体の使い方。

つまり「点で身体を支える」から

「線で身体を支える」方に意識をむけてもらって、

動く練習をすることのほうがはるかに問題意識を共有できるんです。

マッサージやROM訓練の時も同様で、

相手に全身の繋がりを感じてもらいながら行うことが大切です。

 

まずはその感覚をセラピスト自身が感じ取っていなければ、

とても患者さんには伝える事はできません。

下記のセミナーではその線で体を動かす感覚についてもお伝えします。

是非ご覧になってみてください。

 

images

 

  • 2016 07.02
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る

関連記事

奉身塾メルマガ−求められるセラピストの視点−

登録していただくと、音声をプレゼント!

あなたが
・施術を今よりももっと効果をだすために!
・お客さんから必要とされるようになるために!
大切な視点をご紹介してます。

詳細はこちらから

お名前  
メールアドレス

介入前後の比較動画