
6月で奉身塾セラピスト講座の2期目は既に終わったんですが、
コンサルやフォロー講座は続いています。
昨日は、
大阪でコンサルついでにとあるイベントをともに堪能してきました。
色んな経験を共有できたのですが、
その中でとても嬉しい報告をもらいました。
「寝たきりでコミュニケーションが取れない人でも、
持続的に緊張が緩むようになって関節可動域が改善してきた」
と。
とても嬉しい報告です。
療養型病棟などで勤務されている方は、
この難しさを共感してもらえると思います。
いくら、筋肉・筋膜・関節を一生懸命動かしても、
すぐに元通りになってしまうことは多いですよね?
ベッド上で寝たきりの人は、
動くことが少なく、同じ姿勢でジッとしており、
自分の意図しないタイミングで様々な刺激に晒されています。
リラックスするほうが難しい状況なんですよね。
あなたも一日中寝ていると、
腰や首が痛くなったりしませんか?
寝ている姿勢というのは案外負担がかかっているものなのです。
さて、
ではなぜそのような寝たきりの人でも緩むようになってきたと思いますか?
奉身塾では、
筋肉・筋膜・関節などの抽象度では講義をしていません。
目指しているのは、
身体の一部分を触れるだけでも、
相手の身体の全体、
心と身体の全体を捉えるような
座学や身体の使い方・施術
をお伝えしています。
肉体の構造がただ一時的に緩むだけのレベルは求めていません。
相手が安心感・一体感が与えられる接し方・施術を目標にしています。
そんな目標を持ちながらの半年間の講座の中で、
受講生の報告はとてもエネルギーをもらえました。
この感覚をより多くのセラピストに知ってもらいたいと思います。
本日は和身塾の山崎さんを名古屋にお迎えしてのセミナーです。
まずは、現メンバーのパワーアップに全力を注ぎます!!