2026年3月の定例勉強会は下記のような内容でした。
・症例検討など
・思考の言語化
・消化酵素のタイプについて
・フラクタルな姿勢・動作について
・スイングの改善と脳機能
・隔膜リリース実技
前回治療した受講生の股関節は痛みもなく経過していると。
本当に良かったです☺️
前回から機能神経学にフォーカスが続いています。
その内容の一部をここでシェアしますね。
症例:膝蓋骨骨折後も続く膝の違和感
受傷後、安静度フリーになっても、こんな訴えが残っていました。
OKCで膝関節伸展(大腿四頭筋収縮)してもらうと、

怪我した方はなんか力が入りずらい
片脚立位をすると、姿勢保持はできるけど、

なんかガクガクするような感じ
というような訴え。
膝蓋骨骨折に関わらず、そのような声を聞いたことはありませんか?
「膝の安定=股関節と足関節」だけじゃない
よく「膝の安定は股関節と足関節で」と言われます。
もちろんその通りです。
でも、「大腿四頭筋がしっかりと収縮できる」
のはやはり軽視できない重要な要素です。
骨折部の癒着など、局所的な問題があれば当然アプローチが必要です。
しかし今回の症例ではある課題を10秒ほど提示しただけで上記の訴えが消失しました。
使ったのは「サッケード運動」
今回用いた方法はサッケード運動(眼球の素早い跳躍運動)です。
今回の症例は左膝蓋骨骨折です。
評価から左脳幹機能の低下が示唆されたため、特に左外転神経を刺激する方向をメインに用いました。
直後より

しっかり太ももに力が入る!
片脚でもしっかり立てる感じがする!
なぜ左脳幹機能が低下したかは不明です。
受傷前から体調悪い部分はあったようですし、受傷時のショックによるものかもしれません。
ただ、臨床では「なぜそうなったか」よりも、「今起きている現象に対処できているか」 が問われる場面も多い。
現時点では現象を潰すことができ、その後再発もしていない。ひとまず、それで良いと思っています。
学生時代学んだはずの神経を勉強し直すことで、新たな発見が日々続いている状況です。
毎月そのプロセスをシェアするのも楽しみになっています。
皆さんは最近、臨床で『視点を切り替えたことで突破口が見えた』経験はありますか?
ぜひコメントや現場での感想を教えてくださると嬉しいです。
ご覧いただきありがとうございました!

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