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最近重症の腰痛に悩まされている方にお会いする事が多いです。
共通する症状の特徴としては、
・腰から足にかけての激痛がある
・同部位に痺れもある。
・安楽姿勢がない
・薬が効かない
・全身どこを極々軽く触れられても、上記部位の疼痛・痺れが増強する
・明確な腰痛出現のキッカケがない
・医師からはオペと言われている
・上記理由から強い不安に苛まれている
特に、
足腰と関係ない手首や顔などにかる~く触れるだけで、
声が出てしまうほどの痛みが足腰に出てしまう状況です。
こんな状況の方を担当したことありますか?
介入してかえって症状を増強させてしまったことはありませんか?
メンタル面に問題があると突き放したりしていませんか?
早々にオペと促していませんか?
恐らく医師も、
画像所見と痛みの状況をみて
脊柱菅狭窄症や腰椎椎間板ヘルニアと診断をされ、
オペを診断されたことと思います。
でも、
狭窄症やヘルニアがあるから痛み・痺れがでるという理論は、
だいぶ世間でも否定されてきていますね。
実際画像所見と臨床症状はリンクしてない事はとても多いです。
・デルマトームに沿った症状の出現をしない
・症状が出現する場所がコロコロ変わる
・画像上では変性があっても症状がない人は山程いる
このような方には特に心身両面へのアプローチが必要不可欠です。
正直医師には構造上時間は限られているのでなかなか難しいと思います。
本当に忙しいタイムスケジュールで動いてますから。
相手と向き合う時間のある理学療法士などのセラピストこそが一番活躍できる場面です。
でもここで大切なのは、
「筋肉・筋膜が硬い=ただ緩めればOK」
ではありません。
相手は交感神経が優位になりまくっている状態です。
様々なストレッサーによる対策として、
筋肉・筋膜が緊張しまくっている状況です。
硬いのは結果。
原因は別です。
だから物理的に筋肉・筋膜を緩めるだけではなかなか効果を得る事ができません。
僕はこの筋肉・筋膜が硬くなる原因を無視してしまった結果、
アプローチがうまく行かない経験を沢山してきました。
じゃあ具体的に何をするかというと・・・
相手全身を観察し続けることが大切になってきます。
会話・施術しながら、
相手の筋肉・筋膜だけを見るのではなく、
・相手全身の硬さ・重さを捉える
・相手の緊張しやすい癖を捉える
・相手の心の状態を観察し、寄り添う
・「治そう」「なんとかしよう」という意識を持ちすぎない
(押し付けがましい触り方は害になってしまいます)
これができるようになると、
「占い師?」と言われたり、
触れているだけで涙を流されたりというような反応がでて、
結果身体が変化していきます。
人によって抱えている問題は様々で、
仕事や夫婦関係のストレスが大きな要因であったりします。
嫌なイベントの前日は身体が重かったりしますよね?
色々あって分かりにくいと思いますが今回の主張としては
・物理的なものだけアプローチすると結果が出ません。
・筋肉・筋膜へのアプローチでは見てない点が多すぎる。
・相手と寄り添うアプローチはセラピストだからこそできるアプローチ
ということです。
そのトレーニング動画を挙げておきますのでよろしければ御覧くださいませ。
それでは本日はこの辺で。
ありがとうございました!!